
シャンプーや洗顔フォーム、洗剤などに使われている界面活性剤ですがどのようなものなのでしょう?
抜粋してわかりやすく解説いたします。
シャンプーや洗顔フォーム、家事用の洗剤などに使われている界面活性剤は、汚れを包み込んで浮かすことで水で洗い流すことができます。
ところが、
一般的には、水と油は分離してしまって混じりません。
例えば、汗と脂ぎった顔や手を水で洗ってもヌルヌル、ベタベタが簡単には落ちなかった経験はありませんか?
そこで、
界面活性剤を使うと水と油の分かれ目に働きかけてなじませてくれます。
イメージとしては水や油がそれぞれの境目でバリヤをはって守ろうしますが、守る面積を広くさせてバリヤを薄くすることにより、なじみやすくしているんです。
だから、
皮脂や汚れを取りたいシャンプーや洗顔料にも使われています。
一般的に、
合成洗剤に使われているような人工的な界面活性剤は単価が安く、品質管理も容易なので多くの価格の安い製品に使われています。
便利な反面、洗浄能力が高すぎることもあります。
食器を洗うときに手の脂分も一緒に取れてしまい、カサカサになった方も多いのでは?
若い人で肌が丈夫な方には適していますが、年齢を重ねた人や皮膚や頭皮になんらかのトラブルをもっている人には強すぎて、必要以上の脂分をおとしてしまうことがあるんです。
一方、
洗浄力をマイルドにした天然成分のレシチン(大豆や高麗人参など)やサポニン(マメ科の植物の根や葉、茎など)を使った界面活性剤を使用している製品もあります。
しかし、
原料のコストや品質管理、供給量などにより価格は少し高めにはなります。
品質の良いシャンプーや洗顔フォームなど、お値段が高めなのは、こういった理由からですね。
カラダへの負担や不安はお金には変えられないこともありますので、
頭皮環境が心配で薄毛や敏感肌の方は天然成分のものが向いていることも多いです。
自分の肌と相談しながら、カラダに合った商品を選ぶ必要があるんですね。
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